開発情報


●エコグライダーGT+ V4開発状況のお知らせ
2018.07.30

V4の発売に向けて、いろいろとご質問を頂き、ありがとうございます。
皆さんの関心の高さがうかがえ、身が引き締まります。(太る一方ですがね)

情況をお話しいたしますと、先ずは50プリウスと52PHVを最初に出せるようにします。
今のところ目標は変わらず、8月末です。
そして、ちょっと時間をおいてC−HRハイブリッドとカムリですね。多分9月末になると思います。
その後は、順番にですね。

早くしろよ!って言うお声も、エネルギーに変えて頑張ります。

では、ここでV4の変更点をもう一つ紹介いたします。

下の3枚の写真は、50プリウスのインパネの写真です。
でも、何か違和感がありませんか?

あ、これは変だぞ、何でだろう?って感ず枯れた貴方は、かなりのエコグラエキスパートです。

分かりますか?
















回答は、車両のドライブモードとエコグラのスロコンマップが今までと違っているという事です。
今までは、簡単操作をうたい文句にしていましたので、車両のドライブモード選択によって、一義的にスロコンマップも決まっていました。

   ・PWR MODE → スポーツモード(SPT)
   ・ノーマルモード  → ストリートモード(Str)
   ・ECO MODE → EC1 又は EC2


写真を見ていただきますと、変わっていますよね。


   ・PWR MODE → ストリートモード(Str)
   ・ノーマルモード  → スポーツモード(SPT)
   ・ECO MODE → ストリートモード(Str)

これは、一例です。
どのドライブモードを車両側で選択しても、スロコンマップを選択できるようにしました。

これにより、今まではPWR MODEでは、加速がすごすぎて怖いから使えないという様な方も、ストリート(Str)マップを選べば、乗り易くて速い加速を味わうことが出来ます。

また、一部の研究熱心なユーザーさんの中で喜ばれている、車両のECO MODEは、EV走行に比較的入り易いわけです。しかし、やっぱり遅いのが気に入らないという方には、アクセルワークがシビアになりますが、ストリートマップを選び、ECO MODEとは思えない加速を得ることもできます。

でも、そんな乗って他社のスロコン同様になっただけで、ドライブモードを切り替えるたびに、エコグライダーを操作して、スロコンマップを切り替えなければいけないのでしょ!って思うそこの貴方、違うのです。

CANからの情報を、解析してありますので、ドライブモードが変更されるたびに、エコグライダーはその変更を把握しています。
エコグライダーは、各ドライブモードに登録された(最後に選択された)スロコンマップを割り当てるわけです。ですからワンタッチで、希望の走行性能を選ぶことが出来ます。
いわば、スロコンマップのアサイン(割り当て)機能と言うべきものですかね。

それでは、今日もガス欠試験に行ってきます。